Windows10の選び方と買い方。知っておくべき3つのポイント

quinntheislander / Pixabay

こんにちは。不可思議絵の具です。

「Windows 10を買いたい」と思っても、なんか分かりにくいですよね。

  • 「後で後悔しないようにProにしといたほうが良いの?」
  • 「『DSP』ってなに?」
  • 「結局どこが一番安いんだろう?」

いざ探し始めると、こんなモヤモヤが出てくると思います。

そこで、Windows 10の購入にあたって押さえておくべき下記3ポイントを解説します。

  1. エディション
    HomeProどちらを買うべきか?
  2. ライセンス
    通常版DSP版どちらを選ぶべきか?
  3. 購入場所
    店頭購入通販どちらで買うべきか?

このページを読むだけで、Windows 10の「賢い選び方・買い方」ができるようになります!

「そもそも、Windows10って何が良くなったの?」という疑問をお持ちの方は、こちらの記事もどうぞ。

関連記事 windows7とwindows10の違いは?機能比較まとめ

では、各ポイントを解説してゆきます!(^O^)/

HomeとProのどちらを買うべきか?

エディションの考え方

Windows 10には沢山のエディションがあります。

小売りエディション対象機器利用者
ありWindows 10 HomePC
タブレット
家庭
Windows 10 Pro家庭・企業
なしWindows 10 Enterprise企業
Windows 10 Education教育機関
Windows 10 Mobileスマホ家庭
Windows 10 Mobile Enterprise企業
Windows 10 IoT Core組込機器企業

が、結局のところ小売店で入手できるのは

  1. 家庭向けのHome
  2. 企業向けのPro

2種類と実はシンプルです。

HomeとProの価格差は大体5,000円程度です。

HomeとProの差は最初から付いているアプリや機能の差でしかなく、「Proの方が処理速度が速い」なんてことはありません

Homeに無いアプリ・機能は別途、代替品を入手できます。

自動車の「グレード」と同じと思えば良いです。

同じ車種ならクルマとしての基本性能(馬力・最高速度・静粛性など)は一緒ですが、グレードを上げるとエアロパーツやオートエアコンが付いたり、ステアリングがプラスチックから本皮巻きになったりと、パーツが良いものになりますよね?

あれと一緒の考え方です。

繰り返しになりますが、Proだと処理速度が速いとか、Proでないと動かないソフトがある、というわけではありません

純正メーカーオプションの差しかありませんので、無理にProを買う必要はありません。

今までWindows XP, 7, 8でHomeを使っていて何も困っていない(機能が不足していない)なら、Windows 10でもHomeを選べば良いでしょう。

現状困っていないなら、無理してProを選ぶ必要はありません

Homeを買うべき人

個人が家庭でPCを使う場合は、通常Homeで事足ります。

前述したように今のPCがHomeで困っていないなら、Windows 10もHomeで十分です。

Proを買うべき人

ProはHomeに比べて下記7機能が追加されています。

これらの機能差が自分にとって必要であればProを買えば良いです。

No.項目概要
1リモートデスクトップ(ホスト側)他のPCから、このPCのデスクトップ画面に接続する
2Hyper-V「仮想マシン」を作成し、Windows 10の中で他のOS(旧WindowsやLinuxなど)を同時実行する
3ドライブ暗号化ドライブ全体を暗号化して盗難対策する
代替は「暗号化機能付きの外付けディスク」や「フリーソフト」になります。
4ドメイン参加企業内のWindowsドメインに参加できる
5グループポリシー管理ドメイン参加したPCの環境設定を中央で一括管理する
6Windows Update for Business企業内にあるWindowsの更新を管理する
7Windows 10用ビジネスストア業務アプリの配布など

Proは企業内で業務用PCを一括管理することが主な目的です。

Proを使っていないと社内システムを使用できない可能性がありますので、「プレゼン資料の保存」や「日報の登録」などを個人所有PCでやりたいと思っている人は社内のシステム管理者に確認を取ってから決めたほうが良いでしょう。

私は個人なので4~7の機能は不要でしたが、純正品の「リモートデスクトップ」と「Hyper-V」が必要だったのでProを購入しました。

それぞれ、私が必要だった理由を書いておきます。

リモートデスクトップ(クリックで表示)
リモートデスクトップ(ホスト側)

Homeのリモートデスクトップはクライアント機能、すなわち「相手につなぐ」機能はありますが、「相手につないでもらう」機能はありません

「出先からPCを開きたい」とか、「普段はディスプレイをつなげずにファイルサーバーとして使いたい」というように、他のPCから自分のPCにつなげたい場合は是非この機能が欲しいところです。

同機能を実現できる無料ソフトにはVNCTeamViewerがありますが、「ウインドウの大きさに合わせてデスクトップの大きさも自動で合わせてくれる機能」は純正のリモートデスクトップにしかありませんでした。
(他は、デスクトップ画面が文字通り拡大縮小するだけ)

Hyper-V(クリックで表示)
Hyper-V

PCの中に仮想的なPCを作り、Windows 10の中で他のOS(Linuxや古いWindowsなど)を動かすことができる機能です。

主な用途は「古いWindowsにしか対応していないソフトを使いたい」、「Linuxで動くWebシステムを開発する」など。

私の場合、自分は年に一度、年賀状の印刷のためにWindows Vistaを使っています。
(セキュリティ上は褒められたものではありません)

年賀状専用として年に一度立ち上げるだけなので、いつの間にか年賀状ソフトが壊れていたということがありません。

無料の代替品はVirtualBoxVMware Workstation Playerがありますが、

  • 動作の安定性
  • 高速動作
  • ハードウェア対応の充実
  • ホストのシャットダウンと連動できる

など、ホストOSとの親和性が高いところが純正品の強みです。

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通常版とDSP版のどちらを選ぶべきか?

通常版とDSP版の比較

まずは通常版とDSP版の違いについて。

違い通常版DSP版
価格通常若干安い(1~2,000円程度)
主な
購入元
通販
家電量販店
通販
PCショップ
買い方単品を購入PC本体/パーツとセットで購入
インストール
メディア
DVD
USBメモリ
ダウンロード
DVD
USBメモリ
利用期限メーカー(Microsoft)がサポート終了を宣言するまでセットで購入したPC本体/パーツの寿命が尽きるまで
パーツの制限なしセット購入した部品の装着が必要
bit数32bit / 64bit 同梱
どちらも選べる
32bit / 64bit
いずれか
備考パッケージ版とも呼ばれる

DSP版の補足

特定のPC本体/パーツとだけ組み合わせでのみ使用可という制限の代わりに、少し安いです。

CPU、CPUファン、メモリー、SSD/HDD、CD/DVD/Blu-rayドライブ、マザーボード、拡張カード(LAN/USBなど)、ベアボーンキットとセットで買います。

例えばAmazonの場合、LANカードとセット販売しています。

DSP版:LANアダプターバンドル品(Amazon)
(バンドル品とは、OSについてくるオマケ(ここではLANカード)のことです)

この場合、PCを買い替えてもLANカードを新PCに挿せば使えますが、LANカードが故障したり新PCで差し口が変わり挿せなくなればWindows 10は使用できなくなります

おおまかに、

  • パーツを頻繁に組み替える事が多いなら通常版
  • 価格の安さを重視し、購入時のパーツ構成のまま変えないつもりならDSP版

が向いています。

ただし私は、以下の理由から通常版をおススメします。

  • 通常版とDSP版の価格差は以前は結構あったが、今では1~2,000円程度しかない
  • 通常版を買えばハードの寿命・入れ替えを気にしなくて良い
    パーツとOSの紐付けを気にしなくて良くなる
  • Windows 10以降、バージョンアップ方針がはローリング・リリース(※)に変わり、製品寿命が以前のWindowsに比べて大幅に長くなった。
    そのため、PC本体を買い替えてもWindows 10を使いまわす可能性が高い
※ローリング・リリースについて(クリックで表示)

要するに、今後”Windows 11″や”Windows Ⅻ”といったものは出ない。

参照 バージョンアップよさらば―Windows10のリリース以降、Windowsはサービスになる (TechCrunch Japan)

32bitと64bitのどちらを選ぶか?

DSP版では予め32bit版か64bit版のいずれかを選んで購入しなければいけません。
(通常版は両方がメディアに入っていて選べます)

そうなるとどちらが良いのか、という話になりますが、64bit版はメモリーを4GB以上使え、起動ディスクに2TB以上のものを使えるメリットがあるので、余程古い周辺機器を使っていない限りは64bit版で良いです。

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店頭購入と通販のどちらで買うべきか?

現物を見て買える店頭購入が基本的にオススメですが、通販に比べると高いです。

通販で買う場合は信頼できる

  • Amazon
  • PCショップのサイト
  • Microsoftの直販(ただしかなり高い)

で買いましょう。

通販は偽物に注意

なぜ現物が良いのかというと、通販は偽物が多いためです。

通販で買う場合は注意が必要です。

Amazonで「Windows 10」で一覧表示した時の例

これはAmazonの例です。

検索結果の上のほうはAmazonが直接販売しているものですが、下に進むと(特に安価な中古品を見ると)、素性の良くわからない業者や個人が販売していて「買ったはいいが認証出来なかった」などのトラブルがチラホラとレビュー欄に書かれています。

良くあるのはDSP版を売っているパターンです。
商品写真が紙ケースだけのものであればDSP版でまず間違いありません。
前述したようにDSP版はハードとのセット販売品ですから、仮に業者がDVDしか送ってこなかった場合はライセンス違反となり、セットアップ時の認証(アクティベーション)で問題が発生する危険性があります。

通販で買うのでしたら、Amazonで「Amazon自身が販売しているもの」を購入することをオススメします。

楽天やYahoo!でも買えますが「ちゃんとした店」を探すのが大変です。

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まとめ

サッとまとめます。

HomeとProのどちらを買うべきか?(エディション)

  • エディションはHomeとProの2種類
  • 価格差は5,000円程度
  • Homeを買うべき人:家庭で使う人。今のHomeで困っていない人。
  • Proを買うべき人:会社のシステムにつなぐ人。純正の追加機能が必要な人。

通常版とDSP版のどちらを選ぶべきか?(ライセンス)

  • ライセンスには「通常版」「DSP版」がある
  • bit数は32bitと64bitがある
    64bitの方が性能が良いので、余程特殊な事情がない限り64bitをインストールする
  • 通常版を買うべき人:PCを買い換える人、パーツを頻繁に組み替える人
  • DSP版を買うべき人:PCを買ったままの状態で使い続けて安くあげたい人

総合すると以下の理由で通常版の64bitがおすすめ。

  • 通常版とDSP版の価格差は1,000円程度しか無い
  • Windows 10は今までのWindowsに比べて製品寿命が長いので、長い目で見ると通常版を買っておいたほうが良い

店頭購入と通販のどちらで買うべきか?(購入場所)

  • 店頭販売またはMicrosoft直販なら高いが安全安心
  • 通販は安く買えるが偽物が多いので、注意が必要
    買うならAmazonが販売する物又はPCショップのサイト
  • 店頭で買うべき人:安全安心を買いたい人
  • 通販で買うべき人:安く買いたい人

通販サイトの一覧

最後に、主要通販サイトの価格一覧を載せておきます。

価格は2018/06/25時点のものです。

最安値は毎日のように変動しており(特に楽天とYahoo)、「○○が一番安い」とは言い切れません。
各リンクをクリックして実際の価格を見比べてから買ってくださいね。

補足:「メディア」欄について(クリック・タップで表示)
補足:「メディア」欄について
コードライセンスコードのみ販売。

インストールメディアは自分で作る。
MicrosoftからWindows 10をダウンロードし、自分でDVD/USBに焼く。

メディアを作る手間はあるが、常に最新版をクリーンインストールできるのでセットアップが短時間で済み、Windows Update時のゴミファイルもできない。

DVD
USB
DVDまたはUSBメモリのインストールメディアが送られてくる。ライセンスコードはケースに書かれている。

即インストールできて便利だが、メディア製造の都合上、収録されるバージョンが最新版から遅れるので、インストール後にWindows Updateする必要がある。

Windows 10 Home 通常版

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