Explzhの「ZoneIDブロック解除」メッセージを非表示にする方法

こんにちは。不可思議絵の具です。

Windows10に切り替えてから気づいたのですが、神解凍ツール【Explzh】で書庫内のファイルを開くたび、下図の警告が表示されるようになりました。

この書庫ファイルは別のコンピュータから取得したものです。

展開後のファイルは ZoneID でマークされ、このコンピュータを保護するためにブロックする可能性があります。

『ブロック』『ブロック解除』『キャンセル』『ヘルプ』

『ブロック解除』を押せば開きますが、このひと手間が面倒！

結論から先に言いますと、この警告はExplzhの設定変更で非表示にできます。

設定変更手順は以下のとおりです。

Explzhを開く
メニューバー　▶　ツール　▶　オプション　をクリック
解凍オプションを変更する
1. 解凍オプション　をクリック
2. 「基本オプション」内の『NTFSのZoneIDを維持して展開』のチェックを外す
3. 『OK』ボタンをクリックし、オプションを閉じる

以上で完了です。

以降、書庫内のファイルを開いても警告が出ません。

参照オンラインヘルプ（公式サイト）

本文としては以上ですが、もっと詳しく知りたい方は、残りの文章をお読みください。

もくじ（押すと各章に飛ぶ）

設定変えても大丈夫なの？

この警告メッセージはWindowsが

ことが原因で表示されています。

Windowsの立場から見ると、

インターネットからダウンロードしたファイルはウイルスが仕込まれている危険がある！
利用者の注意を喚起するために「ZoneID」を付けておこう！
各アプリさんは ZoneID を見つけたら警告を表示してね！
（でも、対応が面倒ならいいよ！）

という親切心で、書庫に ZoneID を付けてくれています。

そして、Explzhは「『ZoneID』をちゃんと見ている」ので警告が表示されてしまう、という流れです。

警告を非表示にするということは、最後の砦を取り外すことを意味しますので、セキュリティの観点では良くありません。

出どころが明確な書庫を扱うよう注意しなければなりません。

ファイル解凍ソフトをExplzhで統一しているなら、これで問題は9割がた解決しますが、他のソフトでファイルを開くときにZoneID由来の警告が出るかもしれません。

ZoneIDはWindowsが付加するものですから、根本解決には

といった対応が必要になります。

具体的な手順は👇の記事に書いておりますので、キッチリやりたい方はご覧ください。