Intel製CPU(Skylake・Kaby Lake)にハイパースレッディングのバグ発覚

Republica / Pixabay

こんにちわ。不可思議絵の具です。

当サイトはニュースはあまり取り上げないのですが、近頃のパソコンの全機種に関係する話なので広く知ってもらったほうが良いと思い、記事にしました。

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何があったの?

Intelの「Skylake」および「Kaby Lake」CPUの【ハイパースレッディング・テクノロジー(Hyper-Threading technology)】にバグ(エラッタ)があり、システムの「予期せぬ動作」を引き起こす可能性があることが判明しました。

予期せぬ動作とは

  • アプリケーションやシステムの誤動作
  • データ破損
  • データ消失

を指します。

これはCPUのバグなので、パソコン機種やOSを問わず、全てに関係します。

例えばMacでもSkylakeやKaby Lakeは使われていますので、影響があります。

Macの種類詳細
iMacLate 2015 27インチRetina 5Kディスプレイモデル
または2017年モデル以降
MacBook2016年モデル以降
MacBook Pro2016年モデル以降

「Skylake」は2015年発売のCPUで「Kaby Lake」の先代です。

「Kaby Lake」は去年(2016年)発売の最新CPUです。

現在、現行発売されているパソコンにはほとんど搭載されています。

今まで原因不明の突然停止などが起きていた場合は、これが関係あるかもしれませんよ。

余談:CPUのコードネームについて

ちなみに「Skylake」や「Kaby Lake」というのはCPU設計の世代の通称(コードネーム)です。
「Skylake」は第6世代、「Kaby Lake」は第7世代になります。

Intelは「Xeon」「Core i7/i5/i3」「Pentium」「Celeron」という『ブランド』でCPUを売っていますが、全て設計は共通です。
(機能のON/OFFや性能検査結果の選別で差別化している)

従って、この記事のように「Skylake」「Kaby Lake」という括りで語られている場合は「全てのブランドに共通する問題」になります。

対策は?

問題を解消するためにはCPU内のプログラム(マイクロコード)を直す必要があります。

BIOSやOS(Windows, Linux, macOS)に修正を加えれば直ります。

ただしそのためにはマザーボードやOSのメーカーが修正版を配布する必要があるので、しばらく時間がかかると思われます。

それまでの間、すぐに問題を回避したい場合はBIOS画面上からハイパースレッディング機能をOFFにする必要があります。

ただ、個人的には2015年から売られているのに今まで問題が広がっていないのだから、発生頻度が非常に低いと考えられるので、個人が下手にいじってパソコンを壊すくらいなら、そのままで良いと思っています。

業務利用ならすぐにBIOS設定を変えるべきとは思いますが…。

さらに詳しく知りたい方へ

さらに詳しく知りたい方のために、関連する記事を紹介します。

PC Watchの記事。シンプルに事実がまとまっています。

 6月25日、“Skylake”および“Kaby Lake”アーキテクチャのプロセッサで、特定の条件下で特定の命令を実行した場合に、システムの予期せぬ動作を引き起こす可能性があるエラッタが発見された。

発端になったDebian OS開発者のメーリングリスト(英語)。

北森瓦版の記事。マニア向け。
エラッタの通番や厳密なmodelやsteppingに言及。

北森瓦版 - Northwood Blog (Author : 北森四葉. Since July 10, 2006.)

以上です。

P.S.

うちも去年買ったばっかのCore i5のパソコンがあったんで祭りに参加できるかと思ったけど、今のi5ってHT付いてないんだな…(´Д⊂グスン