Ubuntu 16.04でWindows共有フォルダを作る方法

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Ubuntuのセットアップに関連する記事は
Ubuntu 16.04 Serverのインストールの流れを説明します。 内容:①仮想マシンの準備 ②OSのインストール ③ネットワーク設定 ④各種アプリケーションのインストール
から辿れるようにしておりますのでこちらもどうぞ。

UbuntuにSambaをインストールすればWindows共有フォルダを作れるようになります。
UbuntuとSambaを使えば無料でファイルサーバーを作れます。

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Sambaのインストール

SambaはWindowsファイル共有機能(SMB)のLinux実装です。
これを入れるとLinux上のディレクトリを「Windows共有フォルダ」として公開できるようになります。

このコマンドを実行するとUbuntuにSambaがインストールされます。

設定は/etc/samba/smb.confにあります。

設定ファイルの修正

設定ファイルをエディタで開き、各業を修正します。

文字コード

24行目、[global]のすぐ下に下記内容を追記します。
Windows側の文字コードはCP932(Shift-JIS)であること、Ubuntu側の文字コードはUTF-8であることを明示しています。

ワークグループ名

32行目、ワークグループ名をWindows側に合わせます。
ちなみにWindowsのデフォルト値は WORKGROUP です。

公開範囲

53行目、プライベートネットワークのみの公開に明確に制限します。
うちのLANは192.168.1.xxxなので、デフォルト値(127.0.0.0)の右に追記しました。
127.0.0.0localhost ですね。例えばUbuntu上のデスクトップアプリで自身が共有する共有フォルダを参照したい時に効いてきます。

プリンターは繋いでいないので240行目の[printers]節と251行目の[print$]節はコメントアウトしました。

共有フォルダの追加

最終行に公開する共有フォルダの情報を追記します。
下記は例です。

パラメータ 内容
 [wordpress] 共有フォルダの名称
path 共有するディレクトリ
writable 書き込み許可
guest ok ゲストユーザー許可
guest only 全てゲストとして扱う
create mode フルアクセスでファイル作成
directory mode フルアクセスでフォルダ作成
  • 個人の環境なのでセキュリティはガバガバの前提です。
    LAN上のPCなら誰でも読み書きできるようにしています。
    Samba自体はアクセス権の設定やActiveDirectory連動等、細かい設定が出来ます。
  • 他のサイトでは「share modes = yes」という記述があったりするが、このオプションはSamba4以降では廃止されているので取り除きました。

当方の設定ファイルを載せておきます。⇒smb.conf

設定ファイルのテスト

設定ファイルを検証するtestparmコマンドがありますので、設定を弄ったらハマる前に確認するようにしましょう。

Ubuntu 16.04.01のデフォルト値を少し弄っただけの状態では「syslogオプションは廃止」と警告が出ますが、気にしなくていいです。

とりあえず、 Loaded services file OK. となれば動作はします。

Ubuntu側ディレクトリの調整

公開したディレクトリ(今回例では”wordpress“)にSambaが読み書きできるよう、「その他ユーザー(Samba)」の書き込み権限を許可します。

完成

以上の操作でWindowsからUbuntu上のディレクトリが読み書きできるようになります。

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