Windows10にUbuntuをインストールする方法(Fall Creators Update版)

Gustavo_Belemmi / Pixabay

こんにちわ。不可思議絵の具です。

クリーンインストールしたWindows10 Fall Creators UpdateにUbuntuをインストールしましたので、そのときの手順を紹介します。

今まで、ベータ版扱いで公開されていた「Windows版Ubuntu Linux」のことを「Bash on Windows」や「Bash on Ubuntu on Windows」と呼んでいましたが、今バージョンから正式版になると共に「Windows Subsystem for Linux(WSL)」に一本化されました。

同時に、Ubuntu以外の対応ディストリビューションにFedoraとopenSUSEが増え、こういった「ユーザーインターフェース」の部分はWSLとは切り離され、Windowsストアで個別にダウンロードできるようになりました。

そういった事もあり、今までのUbuntuとはインストール手順が少し変わっています。
(前述の理由から、ストアでダウンロードする手順が増えたくらいですけどね)

なお、旧バージョンからアップグレードした場合、それまで使っていたUbuntuインスタンスはしばらくそのままで良いようですが、Windowsストア版への切り替えが推奨されている模様です。

…ってことを言うくらいだからストア版とはモノが違うんでしょうね。
いずれ廃止されてノーサポートになるのでしょう。

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大まかな流れ

さて、枕が若干長くなりましたが具体的なインストール手順です。
大まかな流れとしては下記のようになります。

  1. Windows Subsystem for Linux(WSL)を有効化
  2. ストアでUbuntuをインストール
  3. デフォルトユーザーを決定

インストール手順

Windows Subsystem for Linux(WSL)を有効化

注:下記操作は管理者モードのPowerShellで

としても実行できます。

  1. 「設定」の「アプリ」を開き、『プログラムと機能』をクリックします。
    アプリと機能の「プログラムと機能」をクリック
  2. 『Windowsの機能の有効化または無効化』をクリックします。『Windowsの機能の有効化または無効化』をクリック
  3. 「Windows Subsystem for Linux」にチェックを入れ、『OK』を押下します。
    「Windows Subsystem for Linux」にチェックを入れ、『OK』を押下

ストアでUbuntuをインストール

  1. 「ストア」を開き、「Ubuntu」で検索します。
    「ストア」を開き、「Ubuntu」で検索
  2. 『入手』ボタンを押下し、インストールします。
    『入手』ボタンを押下し、インストール

デフォルトユーザーを決定

  1. スタートメニュー内に「Ubuntu」が増えていますので、クリックします。
    スタートメニューの「Ubuntu」をクリック
  2. 初回起動時はデフォルトユーザーの設定をします。
    デフォルトユーザーのIDとパスワードを聞かれますので、指定します。
    初回起動時はデフォルトユーザーのIDとパスワードを指定

以上でインストールは完了です。

日本語化 (2017/11/02追記)

システムメッセージを日本語化したいならlanguage-pack-jaパッケージを入れます。
(ベータ版では日本語がデフォルトでしたが、変わったようですね)

一時的に日本語に切り替えるには環境変数LANGに「ja_JP.UTF-8」を指定します。

しかし、これだとUbuntuウインドウを開き直す度に英語に戻ってしまいます。
常に日本語環境にするにはupdate-localeコマンドで「ja_JP.UTF-8」を指定します。

これにより、/etc/default/locale ファイルの内容が変更され、ロケールの初期値がja_JP.UTF-8になります(なので、該当ファイルを手で直接弄ってもいいと思います)。

まとめ

以前のバージョン(ベータ版)では開発者オプションを有効にする必要があったり、コンソールの漢字表示が欠けたりと若干の不便・不具合がありましたが、ついに正式版としてリリースされ、今までのネガティブポイントが着実にブラッシュアップされています。

「本物の」Linuxコマンドが使えるようになったのはかなり大きいです。
Web系の開発環境としてはMacに引けを取らなくなったのではないでしょうか?

私はまだ使いこなせていませんが、純正?sshが使えるようになっただけでも、かなり有り難いです。

端末アプリにConEmuを使いたい場合はこちらの記事が参考になると思います。

Windows10のCreators Updateに更新したのでBash on Windowsも更新。 アップグレード手順、フォントの調整、ConEmuとWindows版Vagrantの動作確認をしました。

Windows Subsystem for Linux(WSL)」でどんなことができるかを知りたい場合はこちらの記事が参考になると思います。
細かいマイナーチェンジはあるでしょうが、機能的にはCreators Update版と大差ありません。

Windows 10 Creators UpdateでBash on Windowsがどう変わったかを解説します。

日本語化に関して、かつての自分の記事が直接ではありませんがヒントになりました(^^ゞ

Git Bashで漢字が文字化けするので、ロケールを設定して日本語を正しく表示できるようにした。