KUSANAGI運用のコツ

こんにちわ。不可思議絵の具です。

KUSANAGIはレンタルサーバーのような手軽さでVPS・クラウドにチューニング済みWordPressを立ち上げることができるWordPress専用OSです。
気になった方は、まずはこちらからどうぞ。

関連記事 WordPressを高速化できるKUSANAGIとは?

この記事ではKUSANAGIの運用のコツを集めています。

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チューニングに関すること

KUSANAGIのキャッシュは2種類

KUSANAGIには2種類のキャッシュ機能があります。

No.種類内容初期値弱点利点
fcache

(FastCGI
キャッシュ)

Webサーバーレベルでページをキャッシュする
無効
WordPress管理画面でキャッシュクリア等の操作できない
SSHでの操作が必要
スーパーリロードに素直に反応してくれる
bcache

(ページ
キャッシュ)

WordPressレベルでページをキャッシュする
有効
CSS等の変更が反映されにくい?WordPress管理画面でキャッシュクリア等の操作できる

関連記事 KUSANAGIのキャッシュ機能をONにする

bcacheがONだと管理メニュー>KUSANAGIの中の「ページキャッシュ」というタブが現れます。

KUSANAGI キャッシュ設定

エクスクラウドでは操作性の簡便さからか【bcache…有効/fcache…無効】となっていますが、理屈で言うと fcache の方が性能面で有利なはずです。
(Webサーバーレベルでキャッシュが当たればWordPressが動かずに済む)

結論から言うと fcache と bcache の両方をONにすると最速になります。

ただ、ページキャッシュというのは諸刃の剣で、修正の反映がされにくくなりますのでハマりの原因になります。
特に、bcacheを有効にするとキャッシュが効きすぎてCSSの変更やPC/スマホデザインの切替が上手く行かない場合があるようです。

A/Bテストの様な頻繁に内容が変化するコンテンツを表示させる時はbcacheを向こうにした方が良いでしょう。

画像・CSS・JSのブラウザキャッシュを設定しよう

/etc/nginx/conf.d/http.conf(エクスクラウドの場合は excloud_http.conf )に Nginx の設定がありますが、デフォルトでは画像・CSS・JSのブラウザキャッシュが設定されていないようです。

下のような場所を探し、

expires 7d を追加しましょう。↓

画像が7日間キャッシュされるようになります。

また、すぐ下に

を追加してCSS・JSが7日間キャッシュされるようにしましょう。

保存したら

を実行して設定内容が正しいか確認しましょう。

確認したら

を実行して nginx を再起動しましょう。

運用に関すること

プラグインのインストール・更新にはIDとパスワードが必要

セキュリティ強化のため、プラグインのインストール・更新の際はFTPのID/パスワードが必要です。

プラグインの更新にはIDとパスワードが必要

ホスト名localhost
FTPユーザー名「sftp初期接続設定情報」のパスワード
(初期値:kusanagi
FTPパスワード「sftp初期接続設定情報」のパスワード
接続形式FTP

を入力して『開始』ボタンをクリックすればプラグインをインストール・更新できます。

ただこれだと更新の都度入力を求められますし、JetPackなどによる自動アップデートができませんので、面倒な場合は wp-config.php

と記入すれば、通常のWordPressと同じくパスワード入力は不要になります。

の手前に追加してください。

また、この指定を追加すると管理メニュー>KUSANAGIの中に「自動更新」というタブが増えますので、各項目に対する自動更新の有無を制御できます。

KUSANAGI 自動更新タブ

参考 KUSANAGI専用プラグイン説明書

アップデートはコマンドを使う

KUSANAGIプラグイン画面のインフォメーションには更新情報が載りますので定期的にチェックしましょう。

KUSANAGIプラグイン アップデート情報

インフォメーション内にアップデート手順が載っています。

KUSANAGI本体の更新はSSHログインしてrootに成ってから

で行います。

実行例:

KUSANAGIプラグインの更新はSSHログインしてrootに成ってから

で行います。

実行例:

プロファイルの初期化

色々いじくりまわし過ぎて訳が分からなくなったり、壊してしまったらプロファイル(サイト設定)を初期化して作り直せば良いでしょう。

関連記事 KUSANAGIの設定(プロファイル)を削除する

プラグインに関すること

キャッシュ系プラグインは不要

「WP Super Cache」などのキャッシュ系プラグインは不要です。
(KUSANAGIに内蔵されています)

むしろトラブルと速度劣化の原因になると思われますので外しましょう。

EWWW Image Optimizerプラグインは不要

画像の圧縮によく使われている「EWWW Image Optimizer」ですが、KUSANAGIには同等機能が標準装備されているので不要です。

管理メニュー>KUSANAGI>画像最適化

で有効・無効を設定できます。

KUSANAGI 画像最適化

既存画像は kusanagi images  コマンドを使って一括で最適化します。

参照 KUSANAGIマニュアル

一部プラグインはパーミッションの変更が必要

一部のプラグインはインストール時に自動的にディレクトリを作成しますが、パーミッション不足で失敗します。

私が使っている物では以下のものが該当しました。

いずれもインストール後にどう対処すれば良いか警告を表示してくれました。
これはAutoptimizeの例です。

Autoptimize はキャッシュディレクトリ (デフォルト : /wp-content/cache/autoptimize) に書き込むことができません。CSS / JS の最適化を有効にするには修正をしてください!

対応はSSHまたはSFTPで

  • 直接ディレクトリを作る
    mkdir 【ディレクトリ名】
  • パーミッションを 777(rwxrwxrwx) に変更する
    chmod 777 【ディレクトリ名】

になります。

関連記事 All-in-One WP Migrationの対応例