こんにちは。不可思議絵の具です。
私がWindows 11をインストールするときに行っている設定を紹介します。
基本方針は「仕事に使える簡素な状態に持っていく」です。
おそらく昔からWindowsを使っている方にはシックリ来るのではないかと思います。
基本的に自分用メモなので、説明が足りない部分があるかとは思いますが、ご了承ください^^;
(自分が忘れる・ハマること以外は書いていない)
参考
各種ダウンロード
参考までにwingetスクリプトも付けときます。
これを使えば、いちいち配布元サイトに行ってダウンロードせずに済みます。
- 筆者がこのスクリプトで実際にインストールした訳ではありません
- 筆者が手作業でインストール作業を終えたあと、wingetの存在を知りました😅
- 後続の人が便利だろうという思いで付け加えているだけなので、責任は取れません
- いちおう、配布元の確認などはしています
- 配布元の意向によるので、全ソフト準備されているわけではありません
ハード・インフラ寄り(完全自分用)
winget install -e --id Lenovo.SystemUpdate #Lenovo System Update
winget install -e --id 9NR5B8GVVM13 #Lenovo Commercial Vantage
# ↑ 排 他 ↓
# winget install -e --id 9WZDNCRFJ4MV #Lenovo Vantage
winget install -e --id Resilio.ResilioSync #Resilio Sync Home
Microsoft関連
基本
- Microsoft Authenticator
スマホに入れておくとMicrosoftアカウントがパスワード要らずで、超絶便利ですよ。
(公式ヘルプ アプリの使い方) - Microsoft 365 Personal
- PowerToys
winget install -e --id Microsoft.PowerToys #PowerToys
winget install -e --id 9PGCV4V3BK4W #DevToys
winget install -e --id Microsoft.VisualStudioCode #Visual Studio Code
winget install -e --id Microsoft.VisualStudio.2022.Community #Visual Studio Community
PowerToysを入れたら【FancyZones】で縦置きディスプレイで上下2分割配置できるようにする。
Google関連
winget install -e --id Google.Chrome #Google Chrome
winget install -e --id Google.Drive #Google Drive
winget install -e --id Google.JapaneseIME #Google 日本語入力
Google日本語入力を入れたらMicrosoft IMEを消す。
フォント
現在は「白源」を愛用しています。
- 説明書(設計思想・ダウンロード方法)
(Ricty を神フォントだと崇める僕が、フリーライセンスのプログラミングフォント「白源」を作った話) - GitHub
(配布場所)
必要なファイルのみインストール
(ttfファイルを右クリック → (すべてのユーザーに対して)インストール)
フォントファミリー | |
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説明 | 対応ファイル |
入れる HackGen |
|
文字幅比率「半角1:全角2」の通常版の白源。 主にASCIIコードの英数字記号に Hack ベースの字体を使い、その他の記号類やかな文字・漢字を源柔ゴシックベースにしている |
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入れる HackGen Console |
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Hack ベースの字体を除外せずに全て適用したフォントファミリー。 矢印記号などの多くの記号が半角で表示されるため、コンソールでの利用や記号類は可能な限り半角で表示したい人にオススメ |
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HackGen35 |
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通常版の白源の文字幅比率を「半角3:全角5」にしたフォントファミリー。 英数字が通常版の白源よりも大きく表示される。 日本語が少ない文書やコードの場合にはこちらの方が読みやすいと感じるかもしれない |
|
HackGen35 Console | |
HackGen Console の文字幅比率を 半角3:全角5 にしたフォントファミリー |
|
- 表は作者様のページにあるものに「対応ファイル」を追加したものです
Web開発
winget install -e --id Flywheel.Local #Local
winget install -e --id JetBrains.Toolbox #Toolbox(PHPStorm)
winget install -e --id Learnpulse.Screenpresso #Screenpresso
winget install -e --id Git.Git #Git for Windows
winget install -e --id GitHub.GitHubDesktop #GitHub Desktop
winget install -e --id TortoiseGit.TortoiseGit #TortoiseGit
その他
winget install -e --id Bandisoft.Honeyview #Honeyview
winget install -e --id XP8K17RNMM8MTN #Canva
winget install -e --id Amazon.Kindle #Amazon Kindle
winget install -e --id XMind.XMind #XMind
winget install -e --id GanttProject.GanttProject #GanttProject
winget install -e --id LINE.LINE #LINE
不要アプリ・サービスの削除
不要な標準アプリの削除
使わない標準アプリはメニューで邪魔になるので削除します。
不要なサービスの停止
明確に不要なサービスは停止します。
プライバシー関連
全般
設定 ▶ プライバシーとセキュリティ ▶ 全般
項目 | 説明 | 私の 設定 |
---|---|---|
アプリに広告IDを使用して個人用に設定された広告を表示させる | 個々のユーザーにマッチしたアプリ内広告を表示できるようにする。 | ON |
Webサイトが言語リストにアクセスして、ローカルに関連するコンテンツを表示できるようにする | 海外サイトにアクセスした時に日本向け広告や翻訳を表示できるようにする? | ON |
Windowsにアプリ実行の追跡を許可して、スタートメニューと検索結果の質を向上させる | アプリの利用状況を見て、「おすすめ」アイコンやアプリ検索に反映させる? | ON |
設定アプリでおすすめのコンテンツを表示する | 設定画面に広告が出るようになる??? | OFF |
使い勝手が良くなる分には大歓迎だが、設定画面にお勧めを出されても仕方がないので、これだけはOFF。
音声認識
オンライン音声認識・・・OFF
思い返しても、パソコンに声をかけた記憶が全くないので。
キーボード・マウス
キーリピートを最速に
- コントロールパネルを開く
(▶ 呼び出し方) - 『キーボード』を開く
- 「表示までの待ち時間」を一番短くする
マウスの調整
- コントロールパネルを開く
(▶ 呼び出し方) - 『マウス』を開く
- 【ポインター】タブ
- 『ポインターの影を有効にする』・・・ON
- 【ポインターオプション】タブ
- 速度
- 『ポインターの速度を選択する』・・・最速
- 表示
- Ctrlを押すとポインターの位置を表示する・・・ON
- 速度
- 【ホイール】タブ
- 垂直スクロール
- 1度に次の行数スクロールする・・・6
- 垂直スクロール
エクスプローラー
フォルダーオプション調整
エクスプローラー開く ▶ メニュー内『…』 ▶ オプション
でフォルダーオプションを開く。
【全般】タブ
『エクスプローラーで開く』・・・クイックアクセス
【表示】タブ
- フォルダーの表示
- あらかじめフォルダーの表示方法を「一覧」にしておいてから、『フォルダーに適用』ボタン押下
▶ 他のフォルダーも一覧表示されるようになる
▶ 残りは フォルダープロパティ > 【カスタマイズ】 > フォルダーの種類 で調整
- あらかじめフォルダーの表示方法を「一覧」にしておいてから、『フォルダーに適用』ボタン押下
- 詳細設定 – ナビゲーション ウインドウ
- 「ライブラリの表示」・・・OFF
「PC」内にもマイドキュメント等が表示されているので、必要性を感じない。
- 「開いているフォルダーまで展開」・・・ON
任意のフォルダーをエクスプローラーで開き直したときに、左側のツリーで途中のパスが全て表示されるようになるため、場所を把握しやすくなる。
併せて「すべてのフォルダーを表示」をONするか否かは好み。
- 「ライブラリの表示」・・・OFF
- 詳細設定 – ファイル および フォルダー
- 「タイトルバーに完全なパスを表示する」・・・ON
フルパスが表示されるようになるので便利。 - 「暗号化や圧縮されたNTFSファイルをカラーで表示する」・・・ON
便利。 - 「登録されている拡張子は表示しない」・・・OFF
Windowsは拡張子が表示されないと不都合が多い。
昔から、これがデフォルトONなのが、全く納得できない。 - 「別のプロセスでフォルダーウインドウを開く」・・・ON
1つのエクスプローラーウインドウが固まったり、異常終了しても他のエクスプローラーウインドウが巻き添えにならなくなる。
Win 98 SEの頃からやっているが、昨今のWindowsは非常に堅牢なので必要性は薄れつつある。
- 「タイトルバーに完全なパスを表示する」・・・ON
個人用設定(配色)
ClearType調整
フォントがよりスムーズに表示されるようにします。
- 設定 → 個人用設定 → フォント
- 「関連設定」内の『ClearType テキストの調整』
(一番下) - 『ClearType を有効にする』にチェックし、『次へ』
- 各モニターを調整
アクセントカラー自動
設定すると、壁紙画像の色味に合わせてウインドウの色も変化します。
- 設定 → 個人用設定 → 色
- アクセントカラー・・・自動
- スタートとタスクバーにアクセントカラーを表示する・・・ON
- タイトルバーとウインドウ枠線にアクセントカラーを付ける・・・ON
背景を「スライドショー(標準機能)」や「壁紙チェンジャーアプリ(要インストール)」で自動変更するようにしておくと、連動してウインドウの色が変わるので、気分転換になって面白いですよ。
スタートボタン
スタートボタンを左寄せ
初期状態は中央寄せでWindows 11の象徴的存在ですが、押しにくいので。
- 設定 → 個人用設定 → タスクバー → タスクバーの動作
- タスクバーの配置・・・左揃え
スタート画面に表示するフォルダーを追加
こんな風に特定フォルダーへのショートカットが追加されます。
- 設定 → 個人用設定 → スタート → フォルダー
- 全て・・・ON
タスクバー
時計に秒・曜日を追加
フリーソフト『ElevenClock』をインストールすると、秒と曜日を手軽に追加できます。
どのディスプレイからでもタスクバーからアプリを起動できるように
- 設定 → 個人用設定 → タスクバー → タスクバーの動作
- タスクバーを全てのディスプレイに表示する・・・ON
- 複数のディスプレイを表示する場合にタスクバーアプリを表示する場所・・・すべてのタスクバー
タスクトレイ(画面右下アイコン群)
あまり使わないシステムアイコン・アプリアイコンは「△」の中にまとめられますが、マウスのドラッグ&ドロップで出したり引っ込めたりできます。
出したものはタスクバーに常に表示されるので、
- 「ネットワーク」など、リアルタイムで読み取りたいもの
- 「OneDrive」「Googleドライブ」など、頻繁に扱うもの
- 「電池残量表示」など、メーカー製の方が高性能なもの
を出しておくようにすると良いでしょう。
自動サインイン
場合によってはパスワード入力無しでサインインできるようにしておきます。
さいごに
以上、私がWindows 11をインストールした後に行っている初期設定の紹介でした。
では(^O^)/