Fireタブレット全機種で【どうぶつの森 ポケットキャンプ（ポケ森）】が動作不能になりました

こんにちは。不可思議絵の具です。

以前「Fireタブレットに『どうぶつの森 ポケットキャンプ』を入れる方法」をご紹介しましたが、2020年11月20日のアップデートで全てのFireタブレットが動作対象外になりました。

先に結論を書きますと、現時点では残念ながら「対策（Fireタブレットでどうにか動かす方法）」はありません。

二択になります。

本記事では「なぜFireタブレットで動かなくなるのか」「引退の場合の注意点」を説明しています。

では、本文行きます。

画面例

具体的には以下のような動きになります。

1. アプリを開くと「最新バージョンに更新してください」と表示される
   
2. 『ストアを確認』をタップしてGoogle Playを開くと、
   「このアプリはお使いのデバイスに対応しなくなりました。」と書かれていて、アンインストールするしかない状況になっている（『アップデート』ボタンではなく『開く』ボタンになっている）
   
3. また、Google Playで「どうぶつの森 ポケットキャンプ」で検索してもヒットしない

原因

原因①：2018年11月28日のアップデート

2018年11月28日のアップデートでは動作条件が

• OSバージョン：Android 4.4以降
• メモリー容量：1.5GB以上

になりました。

この時点で、Fire 7（メモリ1GB）が動作不能になりました。

原因②：2020年11月20日のアップデート

2020年11月20日のアップデートでは動作条件が

• OSバージョン：Android 5.0以降
• メモリー容量：1.5GB以上
• CPU：64bit

になりました。

これにより、全機種CPUが32bitのFireタブレットは、全機種が動作不能になりました。

対策

他機種で継続

ポケ森を他の対応端末で遊び続けたいなら、今回のアップデート前に「ニンテンドーアカウント」と連携していれば、他の端末でセーブデーターを引き継いで続けられます。

具体的には、

1. 対応端末にポケ森をインストール
2. 初回起動したときに『ニンテンドーアカウント連携』を選択

この手順で今までのセーブデーターで再開できます。

しかし逆に言うと、今までニンテンドーアカウントと連携していないなら、セーブデーターは救えません。
対応端末で最初から始めるしかありません。

新機種のFire HD 10（2021年版）ならポケ森が動きます。

引退なら「ポケ森 友の会」の解約を忘れずに

ポケ森がアップデートで動かなくなったといって、「ポケ森 友の会（課金コンテンツ）」は自動停止しません。

他の端末で遊び続ける気がないなら、自分で解約手続きしない限り、課金が続きます。

今回を機に引退するなら、公式サイトの説明に沿って解約しておきましょう。

まとめ

以上、ポケ森がFireタブレット全機種で遊べなくなりました、という内容でした。

　

これは当てにしないでほしい余談なのですが。

Fireタブレットの一部機種は「実は64bit CPUを使っているが、アプリから見ると32bit CPUに見せかけている」という作りになっています。

もし、AmazonがFireタブレットに「64bitアプリも動くようにする」というアップデートをしてくれたら、ポケ森が再びFireタブレットで遊べるようになる日が来るかもしれません。
（技術的にはOSのオンラインアップデートで可能）

【2021/06/01 追記】
この予想、ある意味当たりました。
たぶん今後の新機種は64bitアプリも動くようになるでしょう。
ただ、従来の機種にアップデートが来るかはわかりません。

しかし、Fireタブレットはあくまで「Amazonコンテンツを消費するための端末」なので、Amazonが「64bit化の必要性」を感じない限り、そのアップデートは無いでしょう。

また、仮に64bit化があったとして、その過程でポケ森のセーブデーターが無事に残るという保証もありません。

では(^O^)／