2018年版と2017年版の比較は👇にあります。
こんにちは。不可思議絵の具です。
2017年6月にAmazonからFire HD 8の新型(2017年版:第7世代)が発売されました。
私は2017年7月のプライムセールのときに2017年版を購入しました。
発売の少し前に2016年版を買った人はガッカリしているのではないでしょうか(´・ω・`)
ま、安心してください!
むしろスペックダウンしてるんで!www
この記事は2017年版と2016年版を比較することで、
- 2016年版を買ったばかりで「2017年版を買わなくて良かった」と自分に言い聞かせたい方
- 2016年版のアクセサリーが2017年版でも使えるか気になっている方
- これから2017年版を買うか判断する方
こんな方々に向けて書いています。
スペック比較表
スペック上の違いを一覧にしました。
背景色が黄色の項目は違いのある項目です。
スペックが良い方が太青字、悪い方が太赤字です。
スペック | 2017年版 (第7世代) |
2016年版 (第6世代) |
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画面サイズ | 8インチ IPSパネル ノングレア | 〃 | ||||||||
解像度 | 1280 x 800 (189ppi) | 〃 | ||||||||
色 | ブラックのみ | 〃 | ||||||||
プロセッサ | クアッドコア 1.3GHz
|
〃 | ||||||||
RAM | 1.5GB | 〃 | ||||||||
Fire OS バージョン |
5.3.3 | 5 | ||||||||
Android OS バージョン |
5.1.1 | 5.1 | ||||||||
ストレージ | 16GB(使用可能領域 約11.1GB) または 32GB(使用可能領域 約25.3GB) |
〃 | ||||||||
microSD | 256GBまで | 200GBまで | ||||||||
Wi-Fi | シングルアンテナ デュアルバンド 802.11 a/b/g/n 暗号化:WEP/WPA/WPA2に対応 アドホックモード非対応 |
〃 | ||||||||
Bluetooth | 4.1 LE | 〃 | ||||||||
オーディオ | デュアルステレオスピーカー(Dolby Atmos) ヘッドホン端子(3.5 mmステレオジャック) マイク |
〃 | ||||||||
カメラ | フロントカメラ(30万画素/VGA画質) リアカメラ(200万画素/HD画質) |
〃 | ||||||||
位置情報 | GPSなし Wi-Fi経由の位置情報サービス |
〃 | ||||||||
センサー | 加速度計 環境光センサー ジャイロスコープなし |
加速度計 環境光センサー ジャイロスコープあり |
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バッテリー | 12時間 | 〃 | ||||||||
サイズ | 214 x 128 x 9.7mm | 214 x 128 x 9.2mm | ||||||||
重量 | 369g | 341g | ||||||||
付属品 | USB2.0ケーブル 5W電源充電器 スターターガイド |
〃 |
違いの要約
違いのあるところだけ抜き出します。
OSのバージョンはバージョンアップでどうにでもなると思うので割愛します。
スペック | 2017年版 | 2016年版 | 改善? | 差 |
---|---|---|---|---|
microSD | 256GB | 200GB | ○ | 56GB増量 |
ジャイロスコープ | なし | あり | ✕ | ジャイロスコープ廃止 |
厚み | 9.7mm | 9.2mm | ✕ | 0.5mm厚い |
重量 | 369g | 341g | ✕ | 28g重い |
標準価格 | 11,980円 | 12,980円 | ○ | 1,000円値下げ |
2017年版ではSDカードの容量は増え、価格が安くなりました。
しかし、センサーは減り、重量と厚みは増すという典型的なコストカットモデルです。
ジャイロスコープ廃止の影響
ジャイロスコープ(ジャイロセンサー)は「角速度センサー」とも呼ばれ、回転や向きの変化を検知するセンサーです。
例えばゲームの「Pokémon GO(ポケモンゴー)」にはポケモンを捕まえるシーンがありますが、これはカメラの映像にポケモンを合成する際、ジャイロスコープで端末の傾きを判断してポケモンのCG映像を調整しています。
これにより、あたかも現実風景の中にポケモンが本当にいるような、いわゆるAR(仮想現実)を演出している訳ですが、ジャイロスコープが無いので、このような事はできなくなりました。
まあ、Fire HD 8にはGPSが無いので、元々ポケモンゴーはまともに動かないのですが、ポケモンゴーでなくとも、タブレットを傾けてハンドルを切る「カーレースゲーム」のようなものは同様に動かないでしょう。
少なくとも2017年版でも画面を回して縦向き・横向きを自動切替することはできていますので、ゲームしない限りは実用上問題ありません。
ゲームをバリバリというよりも、「プライムビデオやKindleをゆったりと楽しんでくれ」というAmazonの割り切りなのでしょう。
外観の違い
<変更点>
- 厚みが増えました。
- 3.5mmステレオジャックの位置が真ん中寄りに変更されました。
- マイク位置も微妙に変更(中央に移動)されています。
端子穴の位置が変わったことにより、2016年版のシリコンケース・TPUケースは使いまわせないでしょう。
また、厚みが増したことにより2016年版の手帳型ケースに収まらない可能性があります。
画面保護シートは同じものが使えるでしょうが、ケースに関しては2017年版対応とハッキリ謳っているものを選んだほうが良いでしょう。
そういう意味では純正カバーが一番手堅いです。
本体の値段を考えるとちょっと高く感じますけど、相応に質感がすごく良いですよ。
まとめ
2016年版を持っている方は、無理して2017年版を買う必要は無いでしょう。
2017年版で初めてFire HD 8を買う方は、単純に旧型より安くなったので良いのではないでしょうか?
Fire HDシリーズはプライム専用端末という位置づけがハッキリし、今後もジャイロスコープが付くことは無いでしょうから、「ゲームを妥協なくやりたい」とか「GPSでカーナビにしたい」という用途であれば、素直に他のAndoroidタブレットを買ったほうが幸せでしょう。
2017年版Fire HD 8をもっと深く知りたいと思った方は、こちらの記事も読んでみてください。
Fire HD 8と他のサイズを比べたいと思った方は、こちらの記事も参考になると思います。
では(^O^)/